ワカメフェス開催のきっかけ

山陰地方では春の定番食材で食卓には広く浸透している「板ワカメ」は、全国的な知名度は残念ながら高くありません。かつては鳥取県からの献上品として昭和天皇もお気に召したとも言われており高いポテンシャルを秘めている隠れた特産品です。

近年は消費量も徐々に下がり生産者も減っている現状があります。岩美町網代地区でも約50〜60軒あった板ワカメの生産者は、現在はわずか1軒のみとなってしまいました。この状況を憂い、板ワカメを通じて地元を盛り上げたいとワカメ愛好家（ワカメンバー）が集まり、2018年にワカメ部を発足。板ワカメが生産される時期（例年５月）に「ワカメフェス」を開催し、岩美町網代のワカメや海産物のファンを広げていく活動を行っています。

2019年から続けてきたイベントですが、今年は多くのご協賛をいただき、おかげさまで楽しい内容のイベントがご用意出来そうです。「ワカメフェスがきっかけで網代が好きになった」とか「ワカメの美味しさを知れた」など皆様の思い出になると嬉しいです。

恒例のセカイタや板ワカメ作り体験、お魚タッチプールなどの体験イベントに加えて、鳥取環境大学のワカメイトが手がけるイベントもあります！ワカメステージでは、ワカメソングや新曲初披露。本家・ももクロとも共演を果たした平均年齢62歳の「ももいろクロおばあＺ」も登場だZ！！フードコーナーも大充実！板ワカメの販売やワカメしゃぶしゃぶ、小さいお子様もゆっくり出来る公園もあります♩あああ、実にワカメざんまい！

2024.04